へヴィメタル・ハードコア・激しい音楽
雑音館
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この頃のレイジは評価が低く、有名メタル誌Bではかなり辛口評価で、たしかニワトリの首を絞めたような叫び声とか、散々な事を書かれていたような気がしました。
当時3ピースバンドに特別な思い入れがあった自分はレイジが気になり、聴いてみると太い音質、ヴォーカルも充分聴くことができるし、なによりも変わった歌メロとリフが特徴で、従来のパワーメタルにもスラッシュメタルにも属さない個性的な演奏をしていて、レイジやってくれるじゃん!て感じでした。
有名メタル誌Bは、知名度の低いバンドを売るためにわざと酷評していたのかもしれないけど、少しヒドすぎるんじゃない?と思うほどレイジにたいしての評価は悪かったんじゃなかったかな?
インドの民族音楽風なShame On Youで始まり、次のスピードで押すSolitary Man、ノリのいいミドルテンポの完成されたEnougu Is Enouguと、この3曲を聴いただけでTrappedの完成度の高さが分かります!
ピーヴィー・ワグナーのヴォーカルは今までより中・低音が多く使われ、マンニ・シュミットのギターは特に光るものはないけどアクセプトのFast As A Sharkのカバーのソロなどを聴くと、あらためてテクニシャンであることを実感させられます。
Trappedは初期3人編成時代のレイジのアルバムの中でも名盤ではないかと思います。
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