好きなバンド 5番 Slayer

Show No Mercy

1stアルバム

すでにスピードは完成されていて、少し線の細い音だけど躍動感があり若さが伝わってくる力作!
トム・アラヤはハイトーンやスコーピオンズを真似た歌い方もしていて今聴くと苦笑いしてしまいます。
ラストのケミカル・ウォーフェアは初期のスレイヤーのなかでエンジェル・オブ・デスと並ぶ定番曲でした。
ケリー・キングなどは痩せていて髪もフサフサで今いる人とは別人としか思えません。
速い曲とアップテンポの曲中心で、持てる力をすべて出し切ったと感じる作品です!
ケミカル・ウォーフェアや個人的名曲で紹介したイーヴル・ハズ・ノー・バウンダリーズやファイナル・コマンド以外にも、ジ・アンチクライスト、ダイ・バイ・ザ・スォード、ファイト・ティル・デスあたりもオススメしたいナンバーです!

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Hell Aweits

2ndアルバム

ぶ厚い音になりスラッシュメタルの原型になったようなリフや長いイントロが使われています。
音質はメタリカの2ndに近い感じの臨場感ある音です。
1,2曲目の長いイントロでゾクゾクしてきてテンションも上がります。

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Reign In Blood

3rdアルバム

有無を言わせない怒涛のサウンド!
スラッシュメタルの名盤中の名盤!
余計なものをソギ落とし異常なスピードで押しまくる!
こんな感じでしょうか!
エンジェル・オブ・デスのスピードで2バスをするなんて信じられませんでした。
硬質な音でこれ以降ほぼこの路線になったスレイヤーサウンドの方向性を決定した作品です。
スラッシュメタルファンなら絶対必要アイテムでしょう!

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South Of Heaven

4thアルバム

異常に速い曲は無いけどタイトルナンバーSouth Of Heavenの展開は鳥肌モノで、よく練られていると思います。
新しい方向性を見出そうとしたのもあるだろうけど、前作Reign In Bloodのプレッシャーもあり違う方向性の作品を作ったのかなとも思います。
あまりスラッシュメタルらしくなくダークで少し荒めのメタルという感じです。
実際には速い曲などはスラッシュメタルしているのですが!

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Seasons In The Abyss

5thアルバム

速い曲は2~3曲程度!
これ以降だいたいこの割合になりました。
少しReign In Bloodに戻った感じの作品です。
ハロウド・ポイントはエンジェル・オブ・デス以上に激しく感じました!

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divine Intervention

6thアルバム

激しさが少し戻り、いつものスレイヤーサウンドにエフェクトがかった声を導入するなど新しい要素がプラスされた作品!
この作品からGod Hates Us Allまで雰囲気は共通していると思います。
スラッシュメタルファンには久しぶりに満足できたと思える作品ではないでしょうか?
個人的にはポール・ボスタフのドラムのほうがデイブ・ロンバードよりパワフルでテクニックもあるように感じるのですが、日本での評価は低いみたいで残念です。
スレイヤーのジャケットは正直ダサいと感じていたのですが、このdivine Interventionのデザインは初めてカッコイイと思いました。

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Diabolus In Musica:悪魔の鎮魂歌

7thアルバム

ジャケットも内容も不気味な作品!
前作ivine Interventionと似た感じで、さらに激しさが増した作品だと思います。
これも速い曲は2曲くらいだけど、ミドルテンポも良い作りでダレることなく聴けました。

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God Hates Us All

8thアルバム

自分にとっては、この時点でのスレイヤーの最高傑作!
トム・アラヤのヴォーカルもピークになり1曲目の絶叫などはディスチャージのヴォーカルに匹敵するパワーがあると感じました!
逆に演奏が古く感じるほど凄みがありました。けっして古くはないのですが!
速い曲が少ないのが残念ですが、スローナンバーも前作同様飽きさせない凝った作りになってます。
トムの尋常ではないテンションを聴くだけでも価値のある作品です。
自分が持っている日本盤は15曲入りでしたが、13曲入りもあるみたいなので買うときは注意が必要です!

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Christ Illusion

9thアルバム

デイブ・ロンバードの復帰とジャケットも音質も古臭く最初聴いたときは、かつてのスレイヤーに戻ったというより退化した感じがしたけど、何度か聴いてくうちにヤッパリ凄いアルバムだなと思った作品です。
どの曲も必ず展開が入るけど、速い曲ばかりでスレイヤーファンには満足できる内容です。
聴きこんでくほどに気合が伝わってきます。

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Repentless

11thアルバム

速い曲の割合はSeasons In The Abyss以降のアルバムと同じ感じでしょうか。
音は相変わらずのスレイヤーサウンドで演奏とヴォーカルのバランスがバッチリです!
スネアの音が今までより太くて好みが分かれるかもしれないけど、ドラム全体の音はリアルでポール・ボスタフのテクニックが活かされていて個人的には気に入ってます。
トム・アラヤの声は衰え知らずで、何で変わらないのって感じで驚くばかりでした!

1.Delusions of Saviourはこれから何かが始まるぞ!という予感をさせるようなインストゥルメンタル
2.Repentlessはタイトルナンバーだけあって速さも激しさも別格で完成度は高く、今までのスレイヤーの曲の中でもトップクラスのひとつになるでしょう
3.Take Controlも速めのナンバーで複雑な展開がカッコよく
4.Vices、5.Cast The First Stoneはミドルというよりスローテンポ
6.When The Stillness Comesはアルベジオで始まるナンバーでトムの搾り出すような歌い方が印象的で、速くないけど注目曲かな?
7.Chasing Deathはミドルテンポ中心のスレイヤーらしいリフと展開
8.Implodeはスローで始まり途中から速くなるクライストイリュージョンあたりからよく聴くタイプ
9.Piano Wireもスローからアップテンポへとチェンジをくり返す展開の多い曲
10.Atrocity Vendor、11.You Against Youは速くなったりミドルテンポになったり展開のある曲
12.Pride In Prejudiceはスローテンポ
13.War Ensemble、14.Black Magicはブルーレイと同じヴァッケンでのライブ音源

おまけのブルーレイは2014年のライブで、これが凄いライブ映像です!
とくにオススメしたいのが、こちらのブルーレイなんです!
アルバムはいつもどおりいいんですけど、ブルーレイのライブ映像はスレイヤーの今までの集大成のような内容になってるんです。
とにかく出し惜しみなく名曲を演奏してくれていて、有名どこでやってないのはケミカルウォーフェアくらい?
とくに凄いのはトム・アラヤの若々しいパワフルな声です。
ヒゲも白くなり年とったけど、テンションの高い声とピッキングの回転の速さは尋常じゃありません!
首の故障で、かつてのようなヘッドバンギングはできなくなったけど、仁王立ちでかまえる姿は堂々たるもので王者の風格がただよっていました。
対照的にトムの左右で激しく身体を動かす二人のギタリストですが
ゲイリー・ホルトの指はかなり速く動くし、ケリー・キングも触発されたのか若い頃のようなアグレッシブなソロを弾いてるなと感じました。
ディサイプルでは、さすがにバテた感じのトムでしたが、その後は力ある声で最後まで押し切ってしまいました。
エンジェル・オブ・デスの高音絶叫も決めてくれましたよ!
音質が良すぎるのが気になりましたが、ドラムの叩くタイミングやギターの指の動きなどズレてないので、ライブ音なのは間違いないと思います。

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